エリア
岡山県玉野市
『まずは一緒にやってみる』から始まった、玉野山田荘の外国人採用
社会福祉法人 翔洋会
特別養護老人ホーム 玉野山田荘
施設長 倉持 洋一 様
岡山県玉野市
介護/
特別養護老人ホーム
インドネシア/
特定技能
特定技能2名受け入れ
約1か月時点で
大きな支障なし
将来の人材確保を見据え、外国人材として初めてインドネシア人スタッフ2名を受け入れた玉野山田荘。2名は採用決定後は毎月オンライン面談を重ね、来日後は現場の「やさしい日本語」とLink Asiaによる生活・日本語学習支援のもと日本語学習を学んでいます。取材時点は入社約1か月で、施設長は受け入れから現在まで特に問題なく業務を進めていると話します。
岡山県玉野市にある玉野山田荘は、入居定員60名の特別養護老人ホームです。比較的自立度の高い利用者も受け入れ、Wi-Fiの利用や金銭の自己管理など、一人ひとりの希望にできる限り寄り添って暮らしを支えています。作業療法士や看護師とも連携し、日々の生活から看取りまで幅広いニーズに応えています。
将来の人材不足への備えに加え、既存の職員にも多様な人材と働く経験をしてもらいたいと考えたことがきっかけでした。費用面を含めて不安はありましたが、分からないからこそ、まずは職員と一緒に受け入れを経験してみようと考えました。
玉野山田荘が受け入れを進められた背景には、普段から役職や立場にかかわらず話しやすい職場づくりがあります。施設長は「上下もなく、話しやすく、平等に」という空気を大切にしてきました。新しい仲間を迎える上でも、この風通しのよさが土台になっています。
最も大きかったのは日本語でのコミュニケーションです。一方、採用決定後は毎月オンラインで面談を重ね、課題にも取り組んでもらいました。入社前から人柄や考え方に触れられたことで、宗教や文化の違いに対する漠然とした不安は次第に小さくなり、準備すべき課題が日本語に整理されていきました。
取材時点で入社から約1か月ですが、業務上の大きな支障はありません。時間を守り、真面目に仕事へ向き合う姿勢は、受け入れ前の想像以上でした。ヒジャブの着用や食事への配慮も、現場の業務を妨げるものではありません。先輩職員が日々フォローし、利用者との関係も少しずつ築けています。
「困っていることはありますか」のように範囲の広い質問は、答えにくいことがあります。「食事の準備で困ることはありますか」「この作業のどこが分かりにくいですか」と具体的にすると、理解しやすくなります。職員側も、熟語を減らし、短く、はっきり伝える「やさしい日本語」を意識し始めています。スマートフォンの翻訳も、必要に応じて併用しています。
入国時の出迎え、市役所や銀行での手続き、買い物など、生活面を継続して支援してもらっています。現場だけでは対応が難しい部分を任せられることは、受け入れ企業にとって安心材料です。日本語授業も継続しており、今後は本人たちの成長に合わせて、頻度や対面での学びも相談しながら進めたいと考えています。
複数の紹介・支援会社から提案を受ける中で、費用だけでなく、紹介後の生活支援や日本語教育まで含めた支援内容を比較しました。Link Asiaは費用と支援内容のバランスがよく、実際の受け入れでも入国・行政手続き・生活・学習を継続して任せられています。現在は他社への切り替えを考えておらず、支援の品質が維持される限り継続したいと考えています。
まずは現在の2名が半年ほどで仕事を自立して進められるようになることを目指します。その成長を職員と確認し、受け入れが順調であれば、次の採用も検討していきます。本人たちが希望する限り、できるだけ長く働いてほしいと考えています。
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