台湾出張で感じた事(インターンシップ)

初めに

先日、無事台湾から戻って参りました。台湾には既に20回近く行っておりますが、意外と夏に行くのは初めてで、流石に暑かったです。

今回の目的は主にインターンシップとワーキングホリデーに関することなのですが、本日は台湾のインターンシップ事情についてお話ししたいと思います。

現在の状況

台湾では毎年多くの学生が日本でインターンシップを行っておりましたが、コロナの影響もあり2020年から2022年は海外インターンシップが止まっておりましたが、昨年から再開している学校がほとんどのようです。

しかし、待望の再開と思いきやインターンシップを希望する学生が少なく、募集人数を定員割れしているらしいですね。

定員割れの理由

①大学の先輩がインターンシップに行っていない。

直接の先輩から、日本の状況やインターンシップの内容について話を聞く機会がない。

②インターンシップでの業務内容が単なる労働となっている。

職場研修であるインターンシップが単なる人手不足による労働となっており、学生が望む研修ができない。

③契約内容と違う。

インターンシップは入国管理局に計画書や学生との雇用契約書を提出しますが、実際の仕事内容や給与が違うことがある。

今後の課題

学生を受け入れる企業にとっては、時給が発生する事もあり、学生を貴重な戦力と考える事は否定できません。しかし、大学や学生にとってはあくまで労働を通した実習と考えている為、受け入れる際の計画がやはり大事なのではないでしょうか。

例えば、部署のローテーションや定期的なフィードバックなど学生が”成長した”と感じる取り組みが大切だと感じます。

この計画作成については、私自身長年取り組んできましたので、何かご相談などございましたらお気軽にご連絡ください。