石破新総裁就任が考える移民問題について

自民党総裁に新しく石破茂さんが就任されましたね。
ここで石破さんが、以前News picksで語られていた内容をまとめてみました。

移民政策の現状

  • 外国人技能実習制度や特定技能制度が導入され、事実上の移民制度となっている1。
  • これらの制度は、以前の「技術を学んで帰国する」という方針から、長期滞在や家族呼び寄せが可能な制度へと変化している

移民受け入れの課題

  • 日本が移民に選ばれる国になる必要性が指摘されている1。
  • 韓国などの他のアジア諸国と比較して、日本の移民受け入れ態勢に改善の余地がある

今後の方向性

  • 国の責任で日本語や日本文化を学ぶ機会を提供し、移民が溶け込みやすい環境を整備する必要がある1。
  • 高度人材だけでなく、一般的な労働者も歓迎する姿勢が重要1。
  • 低賃金や厳しい労働条件ではなく、魅力的な環境を整えることが求められている

観光との関連性

インバウンド観光客の増加が、将来的な移住希望者の増加につながる可能性がある

私の感想

上記まとめの通り、石破政権では外国人就労者の増加はより加速すると考えます。

私の仕事柄、日々外国人の問題を目にしない日はありません。埼玉県のクルド人問題やミャンマー人の失踪増加など外国人の人材を扱う我々にとって、政府の取り組みやこれらの問題には正面から向き合う必要があるでしょう。

実際就労者と近い所で接する私からしても正面から向き合う事の難しさは承知しておりますが、だからこそ教育に力を入れるべきだと考えております。定期的にMan to Man株式会社の教育への取り組みを発信していきますので、是非弊社の取り組みを見て頂き、ご支援いただければ幸いです。

2件のコメント

移民の方々は必要ですが、移民を受け入れている何処の国でも問題になっていることが宗教の問題です。例えば日本の伝統とも言える小学校の給食です、しばし海外のニュースにも素晴らしいと取り上げられます。この給食に宗教上の問題で特別扱いをして欲しい、特別なものを扱って欲しいなど少し要求が強いのでは?プールも入れない、運動会も紅白帽を被れないなどそれはどうなのかなぁと思います。フランスではヒジャブの禁止など自分たちの国をある程度は今まで通りにしていこうという態度を見受けられます。全てというわけではありませんが、郷にいれば郷に従うという考えは古いのでしょうか?

この度は貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
確かに世界で起きている戦争の多くは宗教間の対立であることは間違いではありませんね。
そして、異文化間の価値観の違いなどから問題が起きるケースは、私の身近でも生じており、多くの日本国民が関心を持たれている事も承知しております。

この度、お話し頂いた学校給食についてですが、宗教上の配慮をしてほしいとの要望は日本人からすれば要求が強いように思えますが、当事者からすれば
その要求が身勝手なものとは考えていないでしょう。
文化庁が推進している「地域における多文化共生プラン」では、異なる文化的背景を持つ人々が互いを尊重し、共に地域社会を形成していくことが重要とされています。
日本社会においても、多様な価値観を認め合いながら、お互いに共に生きる姿勢が求められているのは間違いありません。

ご指摘いただいた小学校の給食や運動会における文化的・宗教的配慮については、確かに伝統的な習慣との折り合いをどのようにつけるかが重要な課題です。
しかし、多文化共生推進プランでは、地域社会の一員としてお互いに協力し、理解し合うことが強調されています。例えば、給食においても特別な対応を求めるのではなく、
子どもたちが互いの文化を学び、尊重する機会とすることで、”次世代”の共生社会の基盤を築けるかもしれませんね。

とは言え、移民に関する犯罪を含めた問題については正面から向き合う必要があり、EU諸国の対応を見ても日本もEUの後追いになってはいけないと考えます。
郷に入れば郷に従うという考えは古いのでしょうか。このご質問については古いとか新しいとかの考えではなく、世界で最も長い歴史をもつ日本国として
守るものは守らなければなりませんが、その守る対象も時代によって変化するように思います。

私たちの会社としても、この多文化共生の理念に基づき、外国人労働者や移民が日本社会に適応しつつ、地域社会に貢献できるよう、サポートを続けて参ります。
この度のご意見もより良い社会を思っての事だと思われます。
引き続き皆様のご意見を伺いながら、共生に向けた取り組みを進めていければと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です