LinkAsiaチームは、さまざまな国籍とバックグラウンドを持つメンバーで構成されています。異なる視点を生かしながら、新しいアイディアを生み出す力を持つ強いチームです。この記事ではキルギス出身メンバーを紹介します。
自己紹介
私はキルギス出身です。2007年に留学生として日本に来ました。日本の大学大学院を修了後、自分と同じように日本で働きたい外国人の方々のお力になりたいと思い、2016年にMan to Man㈱に入社いたしました。これまで、留学生や定住外国人就職支援、高度外国人材や特定技能外国人事業に携わってきました。
キルギス紹介
キルギス正式名称はキルギス共和国ですが、日本でキルギスと呼ばれます。キルギス人はキルギスタンと呼びます。
中央アジアに位置する内陸国です。北にはカザフスタン、西は中国、南タジキスタン、東はウズベキスタンと国境を接しています。首都はビシュケクですが、1991年までフルンゼという名称でした。
キルギスは美しい自然景観で知られている国です。特に、天山山脈が日本人もよく知られています。キルギスは内陸の国ですが、大きい湖「イシク・クル湖」あります。イシク・クル湖は、世界で二番目に大きな高山湖であり、その透き通った青い水と美しい周囲の山々が魅力です。
キルギスは、人口は約630万人で、7割以上を占めるキルギス系の他に、隣国のウズベク系やロシア系など80以上の民族が暮らす多民族国家です。国語はキルギス語で、ロシア語は公用語としてよく使われます。
歴史的には、シルクロードの交差点に位置していたため、多くの文化と影響を受けてきました。キルギスは1991年にソビエト連邦(ソ連)の破壊時に独立し、その後民主化と市場経済への移行を進めています。
キルギスの経済は、農業、鉱業、観光業が中心となっています。特に、金の採掘が経済の重要な柱であり、観光業も自然環境を活かして成長を続けています。農業では、羊飼いや馬の放牧が盛んで、伝統的な遊牧民文化が今も息づいています。
また、キルギスの文化は豊かで多様です。伝統的な音楽やダンス、手工芸品などが人々の日常生活に根付いており、特にキルギスの民族衣装やフェルト製品は国内外で高い評価を受けています。3月21日には「ノーロズ」という春の祭りが盛大に祝われ、家族やコミュニティが集まり、伝統的な料理やゲームを楽しむ機会となっています。
このように、キルギスはその自然の美しさと豊かな文化遺産により、多くの人々に愛される国となっています。