『登録支援機関』のサービスの違いって何?

12月4日と5日に開催された介護業界向け展示会「CareTex名古屋」に出店しました。

会場には約120社が出展し、外国人材を紹介する人材会社も10社以上参加していました。

しかし「人材会社は他社との違いが分かりにくい」といった声もありました。外国人採用を検討する企業様にとって、どの人材会社を選べばよいか迷うことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、特定技能外国人を活用を検討されている企業様に向け、どの登録支援機関(特定技能外国人の紹介・支援を行う人材会社)を選ぶべきかについて、ポイント別にお伝えします。

候補者との事前面談・ニーズ把握

まず、担当者が候補者のキャリアプランをどれだけ詳しく聞いているかを把握しましょう。

日本語条件だけで紹介する会社もありますが、早期退職の理由(家族や結婚の問題など)を抱えている場合もあります。事前面談でどのようなことをヒアリングしているかを確認することが重要です。

入社前説明および事前教育を行っているか

特定技能外国人を雇用するにあたって、紹介・支援を担当する人材会社は入国前のオリエンテーション、入社前ガイデンスを定められた時間実施することが義務付けられています。

入社前のガイダンスを登録支援機関が行っていなかったがために、日本語に不慣れな外国人が賃金規定について理解をしておらず後々のトラブルになったというケースもあります。

事前ガイダンスや、入国前の説明・教育をどこまでおこなっているのかチェックしましょう。

入国対応、入社後の近況時の対応

入国や引越しの対応は、特定技能外国人の入社に合わせて、基本的に登録支援機関の職員が行いますが、対応が一部のみの会社もあります。

また、緊急時の対応についても、支援スタッフが遠方にいる場合、十分なサポートが受けられないことがあるため、注意が必要です。

従業員定着のためのサポート体制(面談、教育支援)

入社後、登録支援機関は3ヶ月に1回対面での企業担当者様との面談が義務付けられています。就労している外国人との面談は義務として定められてはいませんが、入社後どれくらいサポートしてくれているでしょう?トラブルが起きた時だけ?

企業様が対応を依頼したとき以外に、どのような支援を行っているのか確認してみましょう。

コスト(紹介料・支援料)

特定技能外国人の紹介料は20万~30万/人、支援料は2~3万円/月としているところが多いです。

またビザの申請書類作成費として別途費用が必要なところもありますので、詳細については担当者にお問い合わせください。

おわりに

これらのポイントをしっかりとチェックすることで、どの登録支援機関が自社のニーズに最適かを見極めることができます。特に、候補者のニーズに合わせたサポート体制や、入社後の定着支援がしっかりしているかどうかを確認することが、外国人採用の成功につながります。

登録支援機関のサービス内容についてご不明点やご質問がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。お力になれることがあれば、サポートさせていただきます。

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ABOUT US
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石川瑞希
学生時代、台湾人オーナーのお店でアルバイトを始めたことをきっかけに台湾に興味を持ち、1年間の交換留学を経験。現地の大学で台湾華語を学ぶ。帰国後も同じお店でアルバイトを続け、国際的な仲間と出会う中で、海外と関わる仕事に興味を持つ。大学卒業後、異業種での経験を経て、2023年10月よりMan to Man株式会社に入社。現在、外国人の日本での就労支援を行っている。